「Webライターってどんな職業なの?」
「実際のところどれくらい稼げるの?」
こんな悩みを抱えていないでしょうか?
本記事ではWebライターのお仕事内容や働き方、年収といったWebライターに関する基本的な情報について解説していきます!
Webライター初心者の方に分かりやすく解説しているので、これからWebライターをやるか迷っている方や気になっている方はぜひ参考にしてみてください!
この記事を書いた人
- 大学在学中にWebライターとして活動スタート
- Webライター歴1年半
- Webライターとして月収40万円を達成
- ディレクターとしてフリーランス独立
もくじ
Webライターとは?どんな仕事なのか解説
Webライターとは、ネット上に記事を書く人を指します。
主に文章を書くことをお仕事とするので、初心者でも始めやすく代表的な副業の1つとして知られています。
Webライターの仕事内容について気になる方は多いと思うので、ここではWebライターの仕事内容や働き方について解説していきます。
Webライターの仕事内容
Webライターのお仕事内容はWeb上に記事を書くことです。
ネット上の記事を通して、物事を分かりやすく解説したり、魅力的に見せたり、商品やサービスの購入を促すことを主な目的とします。
例えば、実際の現場の人からの声を発信する取材ライターや、検索エンジンで上位表示を狙うSEOライターが挙げられるでしょう。
Webライターは、SNSや検索エンジンを経由した集客や購入に関する知識が必要である場合も多いです。
Webライター2つの働き方
Webライターには主に以下の2つの働き方があります。
- 企業でライティング担当者として働く
- フリーランスライターとして活動する
それぞれについて詳しく解説していきます。
企業でライティング担当者として働く
企業で社員としライティングの業務をこなしていく方法です。
主に自社メディアの運用や自社サービスに関する記事を書く機会が多くなるでしょう
社員なので、毎月一定の収入が見込めるメリットがありますが、業務内容はライティング以外にも社内行事に参加したり、部署の移動で業務内容が変わる場合もあります。
フリーランスライターとして活動する
企業に所属することなく、案件ごとに契約を結んで業務をこなしていく方法です。
主にクラウドソーシング(案件が集まっているサイト)から希望の案件に応募していくため、業務タイプやジャンルも自分で決めることができます。
稼働した分の報酬を得ることができ、働く時間や場所に縛られないのがメリットではありますが、営業や経理業務も自分で運用していく必要があります。
Webライターの種類とは?5つにまとめました
Webライターと一言で言っても様々なタイプがあります。
自分に合ったスタイルを選択できるようになるためにも、ここでは以下の代表的な5種類を紹介します。
- 取材ライター
- セールスライター
- コピーライター
- PRライター
- SEOライター
取材ライター
取材ライターは、取材対象にインタビューして人やサービスの魅力を伝えるライターです。
例えば、働く人たちの現場の声を取材して求人サイトに掲載したり、ユーザーにインタビューして使い心地や改善点をまとめる業務があります。
文章をまとめる能力と合わせて相手の本音を引き出す能力が必要なライターと言えるでしょう。
セールスライター
セールスライターは、主に商品やサービスを販売するページに特化したライターです。
代表的な具体例としては、広告に掲載する文面を作成したり、メールマガジンやランディングページの文言を作成する業務が挙げられます。
商品の購入やサービスの利用に直結するポジションなので、他のライター業務よりも単価が高くなる傾向があります。
コピーライター
コピーライターは、主にサービスや商品のキャッチコピーを考えるライターです。
テレビ広告やWeb広告のキャッチフレーズを作成したり、広告全体のデザインやPRのディレクションを行う場合もあります。
いかにユーザーのインパクトに残り、伝えたいメッセージを理解してもらえるかを検討する必要があるでしょう。
PR(Public Relations)ライター
PRライターは、主に企業の広告やPR活動をサポートするライターです。
例えば、企業のメディアでブログ記事を書いたり、SNSを通じて商品の魅力を伝える業務が挙げられます。
ユーザーと企業との関係構築が主な役割であることが多いですが、社内報や会社のパンフレット作成など業務範囲は多岐にわたります。
SEO(Search Engine Optimaization)ライター
SEOライターは、検索結果で上位表示できるような記事を書くライターです。
書籍やインターネットで調べた内容をまとめて、ユーザーにとって分かりやすく記事を書く業務が多いでしょう。
文章を書く能力に加えてSEOに関する知識も必要になるタイプのライターです。
Webライターの3つのメリット
ここまでWebライターのお仕事について簡単に紹介してきましたが、そもそもWebライターになるメリットについて気になる方も多いと思います。
Webライターのメリットは主に以下の3つが考えられるでしょう。
- パソコンとネット環境があれば始められる
- 場所や時間に縛られずに働ける
- 努力次第で収入アップが狙える
それぞれについて詳しく解説していきます。
パソコンとネット環境があれば誰でも始められる
Webライターは基本的に資格や特殊なスキルが必要ないため、誰でも始められます。
強いて言うなら、パソコンとインターネットがつながる環境が必要であるくらいでしょうか。
文章を書くことができれば成立するお仕事が多数あるので、初心者が副業として始めるにもハードルが低いと言えます。
場所や時間に縛られずに働ける
Webライターはパソコンとインターネットがつながる環境があればどこでもできるため、働く場所は自由に選ぶことができます。
自宅やカフェなど、自分の気分に合わせて働く環境を選べることは大きなメリットと言えるでしょう。
また、フリーランスのWebライターであれば、働く時間も自由に選べます。
土日のみの稼働や本業が終わった隙間時間にもお仕事ができるので、副業として始めやすいと言えます。
努力次第で収入アップが狙える
フリーランスのWebライターであれば特に、スキルや経験を身に付けたり、稼働量を調整することで収入が上がります。
また、案件の単価は決まっていることが多いので、ツールや手際がよくなってこれば効率よくお金を稼ぐことができます。
初めのうちは低単価であることが多いですが、ご自身の努力次第で収入を上げられる可能性は十分にあります。
Webライターの2つのデメリット
Webライターのメリットを紹介しましたが、当然デメリットも存在します。
Webライターのデメリットは主に以下の2つが挙げられるでしょう。
- 最初は単価が低い
- 差別化が難しい
それぞれについて詳しく解説していきます。
最初は単価が低い
はじめのうちは低単価でお仕事を受けなければいけない場合がほとんどです。
フリーランスWebライターの場合は、高単価の案件を受注しにくいため、低単価の案件からスタートして徐々に高単価の案件に移行したり、価格交渉をして単価UPをしていく必要があります。
また、特に業務に慣れていない場合は、時給で換算すると通常のバイトより効率が悪くなり採算が合わないと感じる場面も多いでしょう。
目先の利益だけを見てしまうと稼げないと感じる方も多いので、最初の数か月は低単価でも継続していく覚悟が必要です。
差別化が難しい
未経験でも始められるため、誰でも参入しやすいメリットがある一方で、他のライターとの差別化が難しいこともデメリットです。
高い実績や過去の成果物を見せられない初心者の方は、特に差別化が難しいでしょう。
しかし、本業での業務経験を活かしたジャンルで執筆ができたり、論文や国の機関といった一次情報への理解が深い方は情報の信頼性担保の観点から重宝される場合もあります。
過去に本業や趣味で行っていたことに関連したジャンルの案件を見つけていくことがおすすめです。
Webライターの平均年収は?
Webライターをこれから始める方はどれくらい稼げるかも知りたい方も多いでしょう。
「求人ボックス|ライターの仕事の年収・時給・給料」によるとWebライター全体の平均年収は、会社員、副業問わず約450万円であることが言われています。
しかし、Webライターには企業でライティング担当者として働く方法とフリーランスで働く方法とで稼ぐ額に差があるため、それぞれのケースに分けて解説していきます。
会社員Webライターの平均年収は379〜437万円
会社員Webライターの年収は379〜437万円と言われています。(参照:求人ボックス|ライターの仕事の年収・時給・給料)
月給で計算すると37.5万円になります。
日本の平均年収は436万円なので、比較的高い水準にある仕事と言えるでしょう。(参照:国税庁|令和元年分 民間給与実態統計調査)
より高度なスキルや他のスキルと掛け合わせることもできるため、収入アップに結び付きやすい傾向にあります。
フリーランスWebライターの平均年収は322〜780万円
フリーランスWebライターの年収は322〜780万円と言われています。(参照:求人ボックス|ライターの仕事の年収・時給・給料)
会社員に比べると範囲が広く経験・求められるスキルによっても大きな差があります。
最初の内は低単価で業務を行うことが多いですが、まったく稼げないわけではなく、生活できるだけの金額を稼げる可能性は十分にあると言えるでしょう・
Webライターに必要な3つのスキル
ここまでの話を聞いて、実際にWebライターを本格的に挑戦してみようと考えている方もいると思います。
そこで、ここからWebライターに必要な最低限のスキルについて解説します。
Webライターには様々なタイプがあり、それぞれで求められるスキルは異なりますが、共通して言えるスキルは主に以下の3つが挙げられます。
- 基本的なパソコン操作
- 文章を書く力
- コミュニケーションスキル
それぞれについて詳しく解説していきます。
基本的なパソコン操作
パソコンで仕事することがほとんどなので、パソコンの基本的な使い方は覚えておく必要があります。
特に以下のツールを使えるようになっておくと良いでしょう。
- Googleドキュメント
- Googleスプレッドシート
- Word
- SlackやChatWorkなどのコミュニケーションツール
その他にもパソコンで標準実装されている以下のようなショートカットコマンドは知っておくと便利です。
Mac | Windows | |
全選択 | command + a | Ctrl + a |
コピー | command + c | Ctrl + c |
ペースト | command + v | Ctrl + v |
切り取り | command + x | Ctrl + x |
1つ前に戻る | command + y | Ctrl + y |
文章を書く力
情報を分かりやすくまとめて文章化する能力や、ねじれのない文章を書く能力が必要です。
特に企業向けの文章であったり、一次情報で発信する文章のような格式高い文章が書けると重宝されます。
また、読者の興味を引いたり、最後までストレスなく読ませる工夫も重要になります。
コミュニケーションスキル
仕事をスムーズに進行していくためのコミュニケーションスキルも必要です。
インターネット上で仕事が完結する場合も多く、チャットでのやり取りがメインになりますが、だからこそ相手への伝達が重要になります。
また、フリーランスの場合は案件へ応募したり、単価交渉をしたりとコミュニケーションスキルが単価に直結する場合が多々あります。
直接お話する機会は少ないかもしれませんが、ネット上でのコミュニケーションスキルは求められるでしょう。
Webライターに関するよくある質問
ここまで読んで、Webライターの概要は理解いただけたと思います。
しかし、細かい部分で気になる方もいると思いますので、ここではWebライターに関するよくある質問をまとめました。
Webライターは甘くない・やめとけと言われる理由は?
Webライターは甘くないと言われる理由は、主に以下の3つがあると思っています。
特にフリーランスでWebライターを行う方には当てはまりやすいでしょう。
- 最初は単価・時給がなかなか上がらない
- クライアントに当たりはずれがある
- 孤独感があって挫折しやすい
前述にもある通り、スキルや実績があるほど高単価の案件は獲得しやすいですが、初心者の方には提示できるものが少ないため、低単価の案件からスタートしていくことになります。
業務内容にも慣れてないと時給も低くなるため、思っていたよりも稼げないと感じて甘くないとおっしゃる方も多いと言えます。
また、クライアントによってもご自身のキャリアは大きく左右されます。
継続的に発注をいただけるクライアントやフィードバックいただけるクライアントに出会えるとキャリアや実績は積みやすくなるでしょう。
さらに基本的に人と直接顔を合わせて仕事することがないため、人間関係のストレスを抱えにくい一方で、孤独感を感じることもあります。
分からないことや相談を気軽にできる相手が見つかりにくいのもWebライターのデメリットとして挙げられます。
Webライターは未経験からでも始められる?
Webライターを未経験から始めることは十分可能です。
理由としては主に以下の3つが挙げられます。
- 特別なスキルや資格は必要ない
- 初心者向けの案件もたくさん存在する
- パソコンとインターネット環境があればいつでも仕事できる
Webライターになるために必要な資格はないため、あなたも今日からWebライターと名乗ることはできます。
さらに初心者でもできる簡単な案件やマニュアルが既に存在して、マニュアル通りに進めていけば最低限の品質が担保できる仕組みがある案件も存在します。
パソコンとインターネット環境があればいつでもどこでも始められるため、初心者が始めるハードルは低い仕事と言えるでしょう。
Webライターの求人はどこで見つけるの?
求人の見つけ方は主に3つあると考えています。
- クラウドソーシング
- 直接営業をかける
- Webライターのコミュニティ経由
初心者の方はクラウドソーシングから始めてみるのがおすすめです。
クラウドソーシングとは、業務を発注したり案件を受注できるサービスです。
例えば以下のようなサービスは案件数も多く、無料で始められるため、初心者にはおすすめです。
高単価案件から初心者用の案件まで幅広くあり、報酬のやり取りの仲介まで行ってくれます。
また、メディア運用をしている企業や知り合いを通じて直接営業をかける方法もありますが、相場観や業務内容に慣れてないうちは難易度が高いでしょう。
そして、Webライターのオンラインサロンやオフラインの会食など、コミュニティに所属してメンバーからこぼれてくる案件を経由する方法もあります。
Webライターコミュニティへの参加は一緒に頑張る仲間や相談相手も見つかりやすいため、初心者にもおすすめです。
まとめ
本記事では、Webライターの業務内容や業務スタイルについて紹介してきました。
Webライターは会社員でWeb担当者になる、フリーランスとして活動する選択肢があり、以下のように様々な種類があります。
- 取材ライター
- セールスライター
- コピーライター
- PRライター
- SEOライター
フリーランスWebライターとして活動する際は、スキルや経験を積んでいくことで収入をアップさせることができます。
また、インターネット環境とパソコンがあれば誰でも始めることができるため、副業として始める方にもおすすめのお仕事といえます。
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まっちゃん@新卒フリーランスWebライター×SEOディレクター(@matchn_business)さん / Twitter
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